犬の性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、種類によって性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。
今回は、人気の犬種であるミニチュアダックスフンドに絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今ミニチュアダックスフンドを飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。
ミニチュアダックスフンドの特徴
整った顔と特徴的な体型でいつの時代も人気の犬種・ミニチュアダックスフンド。日本でも飼っている人が多く、よく散歩をしている姿を見かけますね。
ミニチュアダックスフンドの性格
ミニチュアダックスフンドはもともとアナグマ猟のために改良された犬種という歴史があり、その経歴から好奇心旺盛かつ聡明で従順です。犬種の中でも比較的飼いやすく、良いパートナーとして長く付き合うことができるでしょう。
一方で、警戒心が強めで勝ち気な部分があり、散歩やしつけをしっかりしないと吠え癖・噛み癖が目立つという面もあります。
なお、ミニチュアダックスフンドには大きく分けてスムース・ロング・ワイヤーの3種類の毛並みがあり、それぞれケアの方法や性格が変わるというユニークな特徴があります。
ミニチュアダックスフンドを飼う上で覚えておきたいこと
上記の通り、しつけと散歩を忘れないことが重要になる犬種です。幼少期からのしつけをしっかりし、毎日一時間程度散歩してあげることを欠かさないようにしましょう。
毛皮はダブルコートで、換毛期には多くの毛が抜けます。ケアや掃除をしっかりしてあげましょう。
ミニチュアダックスフンドのしつけのポイント
ミニチュアダックスフンドは猟犬だったことから、他の室内飼い向きの犬種に比べて歯が鋭いです。甘噛の癖を残したまま成犬に成長すると、飼い主のケガに繋がることもあります。噛み癖に関してはしっかり幼少期からしつけしてあげる必要があるでしょう。
またストレスが貯まると吠え癖が出てしまうこともあります。定期的なストレス発散のための遊びや散歩を忘れないようにしましょう。
病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点
ミニチュアダックスフンドのかかりやすい病気
ミニチュアダックスフンドを飼う上で気をつけたい病気が、椎間板ヘルニアです。生活環境をバリアフリーにしてあげる必要があるので、飼う際は家の環境なども注意しましょう。
また室内飼い向けの犬種に多い、皮膚の弱さも挙げられます。ノミ・ダニ・ハウスダストの除去には力を入れるようにしたいですね。
ペットホテルに預ける上での注意
警戒心が強いため、他の犬との交流に慣れていないとストレスを抱えた一晩を過ごさせてしまう可能性があります。散歩などを通じて、他の犬や人間に慣れさせるトレーニングをしてあげてください。
まとめ
「ペットホテルアルファ」ではミニチュアダックスフンドはもちろん、要介護犬〜小動物までさまざまなペットをお預かりしています。種類別にしっかりと預かる場所を分け、それぞれにストレスのない滞在を心がけています。短期、長期、多頭飼いに関わらず、不在の際のペットの世話でお困りの際はぜひ当ホテルをご利用ください。