犬の性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、種類によって性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。
今回は、人気の犬種である柴犬(豆柴)に絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今柴犬(豆柴)を飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。
柴犬(豆柴)の特徴
昔から日本で愛されている柴犬。屋外で飼うイメージが強いかもしれませんが、最近は室内飼いの家庭も増えてきています。特に豆柴は身体が小さいため、日本の家でも問題なく飼えることからほとんどが室内飼いとなっています。
柴犬(豆柴)の性格
基本的に、柴犬も豆柴も性格はほとんど変わりません。飼い主に従順なことはほぼ共通しており、そこから+人見知り、+人懐っこいなどの性格の差が出てきます。多くの豆柴は人懐っこいものの、一方で常にベタベタしていたいというわけではないようです。ひとりの時と飼い主と一緒の時の分別をしっかりしている傾向にあります。
また、柴犬も豆柴も縄張り意識が強いです。室内飼いであっても、その子のためのテリトリーを用意しておくことをおすすめします。
柴犬(豆柴)を飼う上で覚えておきたいこと
柴犬はもちろん、豆柴といえど心身ともに健康に過ごすには毎日結構な運動量が必要です。明らかに運動不足だと感じている日は落ち着きがなかったりするので、しっかり散歩や遊びに時間を割いてあげましょう。
またダブルコートの毛皮なので、毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。これを怠ると皮膚病のリスクが高まります。またブラッシングを通して犬とのコミュニケーションもはかれるので、日々のルーティンの中に取り入れることをおすすめします。
柴犬(豆柴)のしつけのポイント
良くも悪くもしつけで飼いやすさが左右される犬種と言えます。生まれ持っての性格にもよりますが、やんちゃな場合は幼少期からしっかりしつけをしてあげることが大切です。
また豆柴に関しては、見た目の可愛さから甘やかしがちですが、過度のふれあいは性格的にストレスになることもあるのでほどほどにしましょう。
また、昔から番犬として飼われることもある警戒心の強い犬種なので、飼い主以外に心を開きにくい傾向にあるようです。改善したい場合、他人・他犬との交流を重ねてトレーニングする必要があるでしょう。
病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点
柴犬(豆柴)のかかりやすい病気
柴犬(豆柴)は皮膚が弱いため、ハウスダストやノミ・ダニなどで皮膚炎にかかる可能性が高いです。早期発見できれば、慢性化を防ぐことができるので、いつもと少しでも様子がおかしい場合は動物病院に連れていきましょう。
また、他の犬種同様に脱臼やヘルニアなどのリスクも抱えています。室内飼いで散歩をしていないと筋肉が弱り、些細なアクションで大きな影響が出がちです。心身の健康のためにも、定期的な散歩は欠かさないようにしましょう。
緑内障などの目の病気も無視できませんが、柴犬(豆柴)は基本的に身体が丈夫な傾向にあります。
ペットホテルに預ける上での注意
病気などに関してはリスクは少ないですが、テリトリー外に預けられることにストレスを覚える可能性があります。また社交性が乏しい子の場合、他の犬がいる環境自体がプレッシャーに感じることもあるのでご注意ください。家以外の環境に慣れていない子を突然長期間預けるのはできる限り避けましょう。
まとめ
「ペットホテルアルファ」では柴犬(豆柴)はもちろん、要介護犬〜小動物までさまざまなペットをお預かりしています。種類別にしっかりと預かる場所を分け、それぞれにストレスのない滞在を心がけています。短期、長期、多頭飼いに関わらず、不在の際のペットの世話でお困りの際はぜひ当ホテルをご利用ください。