動物の性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。
今回は、鳥類に絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今鳥類を飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。
鳥類の特徴
人に飼われている鳥類は、セキセイインコ、オカメインコ、文鳥、コザクラインコなどの人気の種類をはじめとして、多種多様です。今回は鳥類全般を飼う上で心がけておきたいことを説明していきましょう。
鳥類を飼う上で覚えておきたいこと
鳥類といっても性格はそれぞれですが、全般的に飼い主によく懐きます。インコ、文鳥などの人に慣れやすい種類であれば、鳥飼いのロマンである「手乗り」も可能でしょう。また、飼育費用が全体的にリーズナブルで、臭いもきつくなく、抜け毛も少ないので、ペット初心者でも比較的飼いやすいです。
注意する点としては、種類によっては24時間ケージの中で飼うのは適さない点。前述の手乗りが可能な種類に関しては、毎日2時間程度部屋の中で放鳥してあげましょう。その際は、窓の隙間から外に出てしまわないように注意する必要があります。
鳥類のしつけのポイント
鳥類にしつけといえば、「言葉を覚えさせる」「手乗りさせる」などの印象が強いと思います。ですが、鳴き癖や噛み癖を直すことも立派なしつけです。
いずれも「鳥への過度の干渉」が原因である可能性が高いです。鳥は飼い主の愛情をまっすぐに受け止めるため、あまりにべたべたすると少し飼い主と離れただけで寂しがったり、スキンシップが過激になったりする傾向にあります。愛おしい気持ちはわかりますが、適度な距離を保つことも大切なポイントです。
病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点
鳥類のかかりやすい病気
鳥類は犬猫に比べて身体が小さいため、少しの病気で命に関わることもあります。また、食べさせてはいけないものが多く、テフロンの調理器具を熱したときのガスを吸引しただけでも呼吸不全・突然死の恐れもあります。生活スタイルが知らずしらずのうちに鳥に有害だった、ということもあるので、ブリーダーなどからしっかり飼う際のポイントを学んでください。
また、メガバクテリア症と呼ばれる鳥の胃に生息している微生物が原因の病気も多いです。ビタミンB1、Dの欠乏なども注意しましょう。普段と挙動が違うなどの違和感があれば、鳥類を診ている動物病院に連れて行ってあげましょう。
ペットホテルに預ける上での注意
鳥類をペットホテルに預ける際は、ケージで同伴が基本になります。また、一人で餌を食べられる状態かつ健康であれば安心して預けられるでしょう。
まとめ
「ペットホテルアルファ」では鳥類はもちろん、さまざまなペットをお預かりしています。種類別にしっかりと預かる場所を分け、それぞれにストレスのない滞在を心がけています。短期、長期、多頭飼いに関わらず、不在の際のペットの世話でお困りの際はぜひ当ホテルをご利用ください。