吠える犬はNG？　犬が吠える理由や対策方法を紹介します！

「よく吠える犬なのですがペットホテルは預かってくれるかしら？」
という疑問をお持ちの方にこの記事では吠える犬とペットホテルの関係について解説していきたいと思います。

犬が吠える理由やその対策方法も紹介していきます。

愛犬が吠えなくなるようにしつけをしてペットホテルに預けたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

吠える犬はペットホテルNG？

結論からいいますと、知らない人や慣れない環境に対してよく吠えてしまう犬は、ペットホテルに預けることができない可能性があります。
他に預けられている動物に対して恐怖心を与えてしまったり、他の犬まで誘発されて吠えてしまったりすることがあるからです。

しかし、全てのペットホテルで預かりを断られるわけではなく、
中には多少は吠えても問題ないとしているペットホテルもありますので、根気強く探すことが重要です。
ペットホテル側から預かりが断られる理由には吠える以外にも、かみ癖があることや引っかき癖があることも該当する場合がありますので、
預ける前にきちんと確認をしておきましょう。

どうしてペットホテルに預けると犬が吠えるのか

慣れない環境で怯えている

犬も人間同様に自分の知らない環境に急に変化することで、精神的に不安な状態になってしまうのです。
そのような心理状態でほかの犬などの動物を見てしまうことで、威嚇でなくても大きな声で吠えてしまいます。
また、ケージ内で預かるシステムのペットホテルでは、前に使用していた犬の臭いが残っていますので、
居心地が悪くて吠えてしまうこともあります。

分離不安症によって吠えている

「分離不安症」とは、人間にもある症状で、生後6ヶ月～3歳頃までの児童によく見られます。
そのため一概に病気として扱う症状ではないのですが、犬の中には飼い主がトイレに行ったほんの1分で症状が出ることもあるのです。
分離不安症の主な症状は、飼い主などの身近な人が自分から離れた時や、
仕事をするなど他のことに集中している時に、気を引こうとして大きな声で吠えたり物をかんだりします。

犬がペットホテルで吠える時の対策方法

犬が吠えてしまうことで、ペットホテルに預けることは厳しいと紹介しましたが、何か対策方法はないかと気になる方も多いでしょう。
そこでこちらの項目では、犬がペットホテルで吠えてしまう可能性がある方に、おすすめの対策方法を紹介します。

預けるペットホテルをよく確認する

先ほども紹介したように、他の犬の臭いが残っているケージ内で預けるシステムのペットホテルでは、犬が吠えてしまう可能性が高くなってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、犬をペットホテルに預ける際には、犬をケージ外で預かってくれるのかどうかや、
自分のケージを持ち込むことは可能なのかを確認しておくことが大切なのです。

家以外の環境に慣れさせておく

ペットホテルの環境をよく確認したけれど吠えてしまうという場合は、犬に家以外の環境に慣れてもらうことが必要です。
実践しやすい方法としては、友人や家族などに預かってもらって様子を見ていくという方法で、
他の場所でもケージ内で過ごすことができるようになれば、ペットホテルでも預けることができるという目安になります。

犬が吠えなくなるしつけの仕方

吠えると駄目だと理解させる

犬にしつけができていないために吠えてしまう原因には、人間よりも自分のほうが偉いと感じていることや、吠えることが悪いことだと理解していないことが考えられます。
そこで、きちんとしつけるためには、犬が吠えた時にはすぐに、「静かに！」と注意して静かにという単語と吠えてはいけないという行動を紐付けることが大切です。

集中力を付けさせる

犬の中にはおやつを食べたかったり、散歩に行きたかったりするだけで吠えてしまう子もいます。
そのような犬には、今はその時間ではないと分からせることや、他のことをして時間を潰す集中力を付けさせることが必要です。
犬に集中力を付けさせたい方は、「ノーズワーク」などの遊びながらできるものを行うことで、犬と飼い主に負担が少なく進めることができておすすめです。
ノーズワークとは犬の優れた嗅覚を利用したゲームで、発祥の地アメリカではドッグスポーツとして盛んに行われており、競技会まで開催されています。

食生活を改善してみる

人間でも食生活が不規則であったり、栄養のバランスが取れた食事をできていなかったりするとイライラすることがありますが、犬も同様に栄養不足が原因で攻撃的になることがあるのです。
そのため、落ち着きがない・イライラしている・攻撃的になっているなどの様子が見られる場合は、ドッグフードを変えてみることで改善できる可能性があります。