ペットホテルを利用したいけど年齢制限はあるの?愛犬の場合をご紹介

ペットホテルを利用したいけど年齢制限はあるの?愛犬の場合をご紹介

愛犬と長く一緒に生活していれば、何かしらの事情で少しの間誰かに預かっていて欲しい時も出てくると思います。犬に慣れた友人知人がいれば良いですが、そうでない方はペットホテルの利用がお薦めです。とはいえ、生後間もない愛犬や高齢の愛犬の場合、預かり可能なペットホテルは限られてきます。

今回はペットホテルを利用可能な年齢や年齢制限の理由について、愛犬の場合に絞ってご紹介します。是非参考になさってください。

利用条件に年齢には制限がある

ペットホテルでは安全性を確保するために、預け入れ可否の判断に様々な基準を設けています。制限を設けている項目は、主に「種別」や「体格」、「ハンディの有無」などで、店の規模や方針によって異なります。「年齢」も多くのペットホテルで制限を設けられている項目のひとつです。

預け入れ可能な年齢は店によってまちまちですが、一般的なボーダーラインとして犬なら生後3ヶ月以上10歳未満がひとつの目安となります。ペットホテルを利用する方の中には、遠方へ出掛けていてすぐに戻って来られなかったり、なかなか連絡がつかなかったりする状況の方も多くいます。もし万が一預かり中に不測の事態が起こった際に、家族がすぐに駆け付けることが難しいとペットホテルも対応に苦慮してしまいます。そうした事態を避けるために、ペットホテルではあらかじめ年齢制限を設けている店が多いのです。

犬の年齢と成長度合い

犬の成長スピードは、人間に比べて非常に速いことが知られています。犬の年齢を人間に換算する際、従来では7を乗じるという方法で算出していました。しかしながら、犬の成長スピードは生涯を通じて一定ではありません。生後間もない頃は急激に成長し、その後の成長は緩やかになります。また、成長スピードは体の大きさによっても異なります。そのため、最近では犬の年齢を人間に換算する方法は見直されつつあります。

現在では、犬の1歳は人間の10代半ば、犬の2歳は20代半ば、犬の3歳は30歳前後に相当すると考えられています。1歳以下の成長はさらに目覚ましく、犬の生後1ヶ月は人間の1歳、犬の生後2ヶ月は人間の3歳、犬の生後6ヶ月は人間の9歳に相当します。

ペットホテルで預かることができる一般的なボーダーラインは、犬の場合生後3ヶ月以上10歳未満です。犬の生後3ヶ月は人間なら5歳、未就園児程度となります。また、犬の10歳は小型犬なら人間の50代半ば、超大型犬なら80歳弱に相当します。つまり、多くのペットホテルにおける生後3ヶ月以上10歳未満という年齢制限は、人間に当てはめると5歳児から50代半ばもしくは80歳弱までと考えることができます。

なぜ年齢制限を設けているのか

月齢が低い場合

人間の赤ちゃん同様、子犬にとっても幼い頃はまだ毎日生活することで精一杯です。犬としてのルールを覚え、人間と一緒に生活を送る上でのルールを覚えている最中といえます。また、生まれて間もない頃は人に慣れていないことも多く、家族以外のペットホテルスタッフではストレスを感じる恐れもあります。ペットホテルでは、体格も様々な見知らぬ動物達と共同生活を送る必要もあります。成犬なら大した環境の変化ではありませんが、子犬にとってはストレス要因となりえます。

他にも、子犬は体調が急変しやすいため月齢の低い子には特別な配慮が必要となります。ペットホテルによっては、特別な目配りをするための体制が整っていない、体調悪化のリスクを負えない、スタッフの経験が不足しているといった理由から月齢が低い子の預け入れはお断りすることが多いのです。

高齢の場合

高齢犬も体調が急変しやすいため、常に見守っていなければいけません。預け入れ時には元気でも、預かり中に環境の変化や寂しさから突然体調が悪化することもあります。ペットホテルによっては、夜間スタッフが不在となります。そうした施設に高齢犬を預けてしまうと、もし夜間に不測の事態が起こっても対処が遅れてしまいます。

また高齢犬は体が弱っている子も多く、いつもと違う食事やスタッフといった環境の変化がきっかけで、大きな病気とまではいかずとも、食が進まない、毛が抜けてしまう、元気が出ないといった症状につながりかねません。預かっている他の子達と同じように過ごすことが難しく、サポート体制の面からも、ペットホテルによっては高齢犬の預け入れはお断りすることが多いのです。

子犬、もしくは高齢犬を預ける必要がある方は

ここまでで、年齢によって預け入れが難しい事情があるということがおわかりいただけたかと思います。それでも、ペットと長く一緒に暮らしていればやむを得ない事情で預けなければいけない時も出てきます。ペットホテルによっては年齢制限を設けず、子犬から高齢犬まで幅広く受け付けてくれる店があります。前述した様々なリスクを承知した上で、ペットホテルを利用しましょう。なお、年齢制限を設けていないペットホテルはインターネットで検索したり、行きつけの動物病院に相談したりすると見つけることができます。

ただし、月齢が低い子や高齢の子の場合、別途料金が必要となることがあります。手続き上も、店によっては同意書の記入や動物病院での検査結果の提出が求められる場合がありあます。

予約日直前になって慌てないよう、前もってよく確認をしておきましょう。さらに、怪我や体調にどのような配慮が期待できるのかも事前に調べておくと安心です。例えば、24時間スタッフが常駐している、常時目の届くところにいてもらえる、専用スペースを設ける、散歩の際はドッグカートなどを使う、食事や排せつの補助などが挙げられます。少しでも健康に不安がある子は、念のため動物病院が併設もしくは提携しているペットホテルを選ぶと安心です。

まとめ

今回はペットホテルを利用する際の年齢制限について、愛犬の場合に焦点を絞ってご紹介しました。参考になったでしょうか。

神奈川県川崎市の小型犬専門ペットホテル「ペットホテルアルファ」では、高齢の愛犬にも安心してお過ごしいただけるよう、ドッグカートでの散歩や専用スペースの確保など工夫をこらしております。夜間もスタッフが同じ部屋で眠るため、寂しさも感じさせません。ご不安な点がございましたら、なんなりとお尋ねください。

 

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メッセージ

川崎のペットホテル・アルファは、羽田からのアクセスもよく旅行や出張時なども安心してペットを預ける事ができるホテルとなっています。
お預け中は、スタッフが24時間そばにいますので、ワンちゃんが寂しく過ごすことはありませんのでご安心ください。
ワンちゃんは基本ノンケージで自由に部屋で遊ぶこともでき、お泊りではお散歩も2回ついているので快適にワンちゃんは過ごせます。
そんなアットホームな、川崎のペットホテル・アルファに一度お越しくださいませ。