旅行や出張でペットの面倒を見られない場合、ペットをどこかへ預けて面倒を見てもらう必要があります。面倒を見てくれる友人や家族がいない場合、ペットホテルを利用するのが得策でしょう。しかし、まだ小さい子犬や子猫を預けることはできるのでしょうか? 今回は、子犬と子猫がペットホテルを利用するための注意点と、生後何ヶ月で預けられるのかについて解説します。
生後何ヶ月で預けられるのか
ペットホテルを利用するには、年齢制限をクリアすることが第一条件です。ここでは子犬と子猫の年齢制限についてまとめました。
子犬の場合
犬には年齢制限があり、ほとんどのペットホテルで生後6ヶ月以上の子犬を預かってもらうことができます。子犬を預ける際には月齢をしっかり確認しましょう。また、生後3ヶ月以上でも預けることができるホテルがあるようです。
子猫の場合
子猫の場合も犬と同様に、生後6ヶ月以上で預けることができます。また子猫の場合、オス猫は生後3ヶ月から発情期が始まります。ペットホテルに預ける際は、発情期でないときとなるので注意してください。
ペットを預ける注意点
子犬の場合も子猫の場合も、ペットホテルの利用前にはワクチン接種を済ませておきましょう。複数の動物が集まるペットホテルでは、病気の感染リスクが高まります。混合ワクチンやノミダニの予防を済ませる必要があります。
混合ワクチンについては、有効期限が1年と定められています。ワクチンの接種をしていなければ預けることができませんので、毎年定期的にワクチン接種を行いましょう。犬の場合は狂犬予防接種も受ける必要があります。
また、ある程度のしつけも必要です。犬の吠え癖や噛み癖はほかの動物を傷つける恐れがあります。吠え癖に関しては、ペットホテルによっては利用を断られることもあります。犬にとってしつけは、ほかのペットや人と暮らすためのマナーとも言えます。
大切な愛犬ですからこそ、小さいうちからしっかりしつけを教えてあげてください。猫の場合、しつけはあまり必要とされません。しかし、室内にマーキング癖ができている猫は入店を断られることがあります。
マーキング癖はオス猫に多く、どこにでもかけてしまうので去勢手術などで対策をしましょう。
ペットのストレスを減らすには
ペットショップは今まで暮らしていた環境とは異なるものです。さらにたくさんの動物がいますので、子犬や子猫にとって不安やストレスを感じやすくなってしまいます。初めて見る動物にストレスを感じやすいため、子犬であれば散歩などで人見知りする性格を改善することもポイントです。
また、子猫や子犬にとっては突然知らない場所に連れていかれたと感じると「捨てられたかもしれない」という不安を感じてしまいます。ある程度留守番できるように習慣づけることで、捨てられたというストレスを軽減することができます。
ペットホテルによっては、ペットが自宅でいつも使っているものを持ち込めるところもあります。自分の匂いのするものや、飼い主の匂いがするものに安心することができます。
ペットホテルには、室内でペットが自由に動き回れるオープンタイプのものと、ケージの中で過ごさせるタイプのものがあります。特に犬の場合は、ドッグラン形式で自由に触れ合える施設になっていることが多いです。
ペット間のトラブルに発展することもありますので、ペットホテルを選ぶ際はペットをしっかり見ていていくれるところを選びましょう。
ペットホテルに預けるために必要なもの
ペットホテルに預けるために、以下のものを準備してください。
- ワクチン接種の証明書各種
- 印鑑と身分証明書
- ペットフード
- お気に入りのおもちゃ
- 自宅の匂いがするタオルなど
ペットにしっかりワクチン接種が打たれているか証明する、ワクチン接種の証明書が必要です。ペットホテルによっては混合ワクチンのみの証明書でいい場合や、すべての証明書が必要な場合があります。
ペットホテルに預ける際は、事前に電話で必要な証明書について聞いておいた方が良いです。証明書のほかに、飼い主である証拠として印鑑や身分証明書が必要になります。手続きの際に持っていかなければ、断られる可能性もあるので気を付けてください。
そのほかの持ち物は、すべてペットがさみしくならないようにするためのものです。ペットホテルによってはおもちゃなどの持ち込みを禁止しているところもあります。これも事前に確認しておく必要があります。
まとめ
子猫と子犬をペットホテルに預けるには、生後6ヶ月以上であることが条件となります。また、ワクチンの接種も必要ですので、ペットホテルに預ける前にワクチン接種をしておきましょう。ワクチン接種の証明書をなくした場合、ワクチン接種を受けた動物病院に連絡してください。
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