犬の性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、種類によって性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。
今回は、人気の犬種であるトイプードルに絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今トイプードルを飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。
トイプードルの特徴
毛が抜けにくく、また賢いことで有名なトイプードルは、室内犬として不動の人気を誇っています。まずはトイプードルの特徴について確認していきましょう。
トイプードルの性格
基本的に非常に従順で、飼いやすいといえます。他の動物とも友好に接するため、多頭飼いをしている人も多い種類です。
なお、毛の色によって若干性格の傾向が変わります。室内飼いに向いている性格はブラック・シルバー・ホワイトで、活発な子でも問題ないという場合は明るい色の毛の子でも問題ありません。
トイプードルを飼う上で覚えておきたいこと
毛が抜けにくいため飼いやすいですが、伸びやすくはあります。そのため毎日のブラッシングはもちろん、1ヶ月に1度の定期的なトリミングも欠かせません。また、性格にもよりますが、しっかり運動をさせてあげることが大事です。散歩や遊びの時間をちゃんと設けてあげましょう。
トイプードルのしつけのポイント
トイプードルは賢いので、幼少期に丁寧にしつけを行えば問題ありません。特に室内飼いをする場合はトイレトレーニングと社交的なふるまいのトレーニングは大切です。
病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点
トイプードルのかかりやすい病気
トイプードルは、目と皮膚の病気にかかりやすい傾向にあります。
目の病気として挙げられるのは、白内障、緑内障、結膜炎など。皮膚の病気はアトピーなどの皮膚炎、膿皮症などです。いずれも少しでも異常が見られたら、動物病院に連れていきましょう。
また、先天性もしくは後天的な病気の併発でてんかんを患うこともあります。一度でも発作が現れたら、速やかに動物病院へ。最初は驚くかもしれませんが、抗てんかん薬で発作をコントロールできる場合があるので、慌てずにしっかり対応してあげましょう。
さらに脱臼などのリスクも常に抱えているので、住環境から足への負担を軽減してあげることが大切です。
ペットホテルに預ける上での注意
トイプードルは上記の通り、非常に社交的な性格の子が多いため、ペットホテルでも他の犬と友好的に接することができる傾向にあります。
ただし中には「ひとりでいるほうがいい」という内向的な性格の子もいます。そういった性格の子や、普段たっぷり愛情を持って接している子の場合、初めてのペットホテルで「分離不安症」だとわかるケースがあります。もし分離不安症だとわかった場合、飼い主さんの方で優しくしつけをしてあげるようにしてください。
具体的には、過度のストレスにならない程度に距離を置いてみたり、万全の状態で留守番をさせたりなどが挙げられます。
まとめ
「ペットホテルアルファ」ではトイプードルはもちろん、要介護犬〜小動物までさまざまなペットをお預かりしています。種類別にしっかりと預かる場所を分け、それぞれにストレスのない滞在を心がけています。短期、長期、多頭飼いに関わらず、不在の際のペットの世話でお困りの際はぜひ当ホテルをご利用ください。