猫種別・ペットホテルに預ける際の注意点解説～マンチカン～

猫の性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、種類によって性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。

 

今回は、人気の猫種であるマンチカンに絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今マンチカンを飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

マンチカンの特徴

短い足が特徴的なマンチカン。実は、全ての子の足が短いわけではなく、普通の足の長さ、短足と普通の間の長さの子もいます。これは、短足同士でのかけ合わせでは子猫が生まれる際に不幸になることが多いため。短足と普通の長さの子をかけ合わせるため、足の長さはそれぞれになる、ということなんですね。

 

マンチカンの性格

猫種の中でもかなり飼いやすい種類に入ります。基本的に穏やかな性格で、人にもよくなつきます。他の猫種に見られがちな警戒心の高さも、マンチカンであれば比較的見られません。

 

一方で、さまざまなものに興味津々なところもあるので、一緒に暮らしていて楽しさを感じるでしょう。子猫の頃だけでなく、成猫になってもおもちゃに反応するなど、衰えない好奇心が魅力です。

 

マンチカンを飼う上で覚えておきたいこと

マンチカンの毛はバリエーション豊かで、カラーリングはもちろん、毛の長さまでそれぞれ違います。短毛であればケアは楽かもしれませんが、長毛であれば定期的なブラッシングなどが必要になります。

 

また、他の猫種同様に肥満になりがちな点に注意。フードの量をコントロールし、しっかり運動させることが大切です。

 

マンチカンのしつけのポイント

頭はいい方なので、しっかりしつけをしてあげれば粗相をすることは少なくなるでしょう。ただし、マンチカンに限らず犬と違って猫はしつけに根気が必要なケースが多々あります。なかなか覚えられなくても、愛情を持ってしつけをしてあげてください。

 

病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点

マンチカンのかかりやすい病気

短足のマンチカンは、その身体の構造からミニチュアダックスフンドなどと同じように椎間板ヘルニアを患う可能性が高いという特徴があります。早期治療が効果的なので、日々の変化を見逃さないようにしてあげてください。

 

また、骨格に関連する病気としては変形性関節症なども挙げられます。いずれも肥満が原因の一端になりますので、しっかり食事のコントロールをしてあげましょう。

 

毛球症などの骨格関連以外の病気を発症する可能性もあるので、注意しましょう。

 

ペットホテルに預ける上での注意

社交的で穏やかな性格のため、他の猫と一緒に預けられてもそれほど問題はないでしょう。ただし中には神経質な子もいるので、来客時の対応などを見て心配であれば「短期間預けてみることからはじめる」などをおすすめします。

 

まとめ