犬の性格は私達人間と同じように多種多様で、一概に「お世話の際はこれをすれば問題ない」というものはありません。しかし、種類によって性格の傾向や飼う上で押さえておくべきポイントというのはある程度共通しています。
今回は、人気の犬種であるフレンチブルドッグに絞って、特徴や飼う上でのポイント、また病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意をまとめました。「今フレンチブルドッグを飼っていて、旅行などに連れていけないのでペットホテルに預けることを考えている」という人など、ぜひチェックしてみてくださいね。
フレンチブルドッグの特徴
愛嬌たっぷりの顔を持つフレンチブルドッグは、一度その魅力にハマると「この犬種以外考えられない」という気持ちになってしまうほどの魅力を持った犬種です。そんなフレンチブルドッグの特徴をまとめました。
フレンチブルドッグの性格
フレンチブルドッグは、人によっては厳ついと感じるような顔つきですが、とても甘えん坊です。非常になつきやすく、またしつけをしっかり覚える頭の良さも兼ね揃えています。
一方で、分離不安症を抱えるリスクがあるほど甘えん坊だという一面があることも否定できません。室内飼いの場合、飼い主の愛を常に受け取りやすいですが、それがいざというときのストレスになってしまうことも。バランスのよい付き合いが大切です。
フレンチブルドッグを飼う上で覚えておきたいこと
一定の人気を誇るフレンチブルドッグですが、他の室内飼い向け犬種に比べると飼育難易度が高い傾向にあります。暑さ・寒さにとても弱いので、基本は室内飼いになるでしょう。
短毛のため、カットは必要ありませんが、定期的なブラッシングを欠かさないようにしましょう。毛も抜けやすいので、掃除もこまめにする必要があります。
一方で運動量はそれほど必要ありません。夏や冬の厳しい気温の日を避けて、一日一回、20分程度散歩をすれば満足する傾向にあります。
フレンチブルドッグのしつけのポイント
顎の力が強く、噛み癖があると大ケガにつながる可能性があります。幼少期から噛み癖を治すためのしつけを忘れないようにしましょう。
また甘えん坊の性格のため、分離不安症の可能性があります。ペットホテルに預ける予定が増えそうな場合、事前に一定期間の別れにも耐えられるようなしつけをしておくことをおすすめします。
病気のリスクとペットホテルに預ける際の注意点
フレンチブルドッグのかかりやすい病気
飼育難易度が高い理由として、関節が弱いことから、脱臼やヘルニアなどのリスクがつきまとう点が挙げられます。常に犬ファーストの生活を心がけましょう。
また、短毛で気温の変化に弱いため、熱中症のリスクも他の犬種より濃くあります。夏場は常にエアコンをかけて快適な室内温度を維持してあげましょう。
ペットホテルに預ける上での注意
上記の通り、分離不安症さえ克服できれば、それほど大きな問題はありません。ただし気温の変化に弱いため、夏場や冬場はそういった犬種の特徴を把握した上で世話をしてくれるペットホテルに預けるようにしましょう。
まとめ
「ペットホテルアルファ」ではフレンチブルドッグはもちろん、要介護犬〜小動物までさまざまなペットをお預かりしています。種類別にしっかりと預かる場所を分け、それぞれにストレスのない滞在を心がけています。短期、長期、多頭飼いに関わらず、不在の際のペットの世話でお困りの際はぜひ当ホテルをご利用ください。